建設仕様

Construction specifications

BIM

BIM – Building Information Modeling とは

BIMとは、Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)の略称で、コンピューター上に作成した3次元の建物のデジタルモデルに、コストや仕上げ、管理情報などの属性データを追加した建築物のデータベースを、建築の設計、施工から維持管理までのあらゆる工程で情報活用を行うためのソリューションであり、現在主流になりつつあるワークフローです。

BIMを実現するソフトを使って3次元モデルを作成し、設計から施工、維持管理に至るまで建築ライフサイクル全体でモデルに蓄積された情報を活用することで、建築ビジネスの業務を効率化し、建築デザインにイノベーションを起こしつつある画期的なワークフローです。

BIM3次元モデルはこれまでのCGパースなどを制作する際に作られた3次元モデルとは異なります。意匠上の表現のためのモデルだけではなく、構造設計や設備設計情報のほか、コストや仕上げなど、付随する情報を統合されたデータとして活用することができます。実際の建築物を施工する前に、コンピューター上で3次元モデル生成を行い、それを活用して、意匠、構造、設備などの様々な仕様やコストを管理したり、環境性能やエンジニアリングのシミュレーションや、エコロジーでコスト効率のよい施工計画を立てたりすることが可能です。

ZEH

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業)とは

住宅の断熱性能や設備の省エネ性能の向上、再生可能エネルギーの活用等によって、年間の一次エネルギー消費量よりも、住宅で創り出したエネルギーの方が正味(ネット)で上回る、もしくはその差がゼロになる住宅のことをさします。
温室効果ガス削減に貢献でき、地球環境にやさしい暮らしをめざし、政府では2020年までに標準的な新築住宅のゼロ・エネルギー化を推進しています。

ZEHの流れ

ZEHはエコ住宅ですので、今後のエネルギー施策を考えても、政府は積極的に推進していきたいと考えています。
具体的には、2020年までにZEHまではいかないまでも省エネ基準を新築戸建てには義務付け、2030年には、新築住宅の平均でZEHを実現しようとしています。つまり、これからの新築住宅は、ほとんどがエコ住宅になっていくわけです。
その推進スピードをあげるために、現在ZEHを目指す人には、補助金制度など優遇措置があります。

補助金

一戸あたり125万円

補助金の対象者

新築戸建を建てたい人でも住宅のリフォームでも構いません。
エネルギー生産量と消費量が概ねゼロの住宅を目指せば、誰でも申請可能です。

申込条件

ZEHにするための太陽光発電・高断熱仕様・省エネ住設機器(省エネ給湯器・高効率エアコン・LED照明など)・HEMSを採用することで補助金基準をクリアします。
(1)申請者が常時居住する専用住宅であること。
(2)年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロ以下で、なおかつ平成25年基準、あるいは事業主基準における基準一次エネルギー消
    費量に対して20%以上削減されていること。
(3)一定の断熱性能基準を満たすこと。
(4)導入する設備が一定の用件を満たすこと。
(5)10kW未満の太陽光発電とHEMSを導入すること。
(6)省エネに関する報告を工事完了後3年間できること。またSIIが行うアンケート調査等に協力ができること。
※条件を満たしていても、予算額を超える応募があった場合、補助金が交付されない場合があります。
※1物件につき1申請しかできないため、複数の住宅会社から同時に応募できません。
※本支援事業と補助対象が重複する国が行う補助事業とは重複申請できません。

アイデックでの取り組み

ZEHビルダーとして登録しました。
2020年度における年間のZEH(Nearly ZEHを含む)建築割合を50%以上とすることを目標としてます。

ZEH目標公表資料

目標公表資料はこちら

ZEHの周知・普及に向けた具体策

2020年に新築する住宅の過半数がZEH仕様になることを打合せ段階でお客様にお伝えする・見学会やモデルルームでお客様を案内する際・HP・チラシ等の告知を行うことで周知・普及に努めたいと考えています。

ZEHのコストダウンに向けた具体策

取引先とも協議を行い、ZEHのモデルプランを規格化、標準仕様を作成し、集中発注することによりコストダウンを計ります。

その他の取組みなど

自然エネルギーを生かす省エネルギー化を念頭に置きプランを作成し、、ランニングコストも抑えるための設備等をお客様に提案します。